ゆっくり起きて、大切な人たちと、ゆっくり食事を

料理家・有元くるみさんのアトリエを訪ねた、ある土曜日。扉をあけると、ふわっと美味しい匂いに出迎えられました。身近に海があり、山がある。そんなロケーションも加わり、なんだか素敵な一日になりそうな予感がします。

 

神奈川県・葉山。森戸神社への短い参道脇に、くるみさんの自宅とアトリエがあります。アトリエは昨年末まで、くるみさん夫婦が営むカフェとホームウエアブランド『griot.』のショールームとして愛されてきた場所。雑誌の仕事やケータリング、野外でレストランを開いたり……料理家としてのアクティブな活動にウエイトを置くため、現在はお店としての営業はせずに、ケータリングや料理教室、友人たちと集まるアトリエとして使っているのだとか。お店を閉めたことで土・日が休日となったのも、くるみさんにとっては”贅沢なこと”。
「土曜日が”起きたい時間に起きられる日”になりました(笑)。といっても、8時には起きちゃうんですけどね。それでも、平日の朝は毎日5時半に起きて子供たちのお弁当を作っているから、私にとっては朝寝坊できる贅沢な日なんです」

有元くるみ(ありもと・くるみ)オリジナルのウェアや雑貨を扱う「griot.」を主宰。ライフスタイル誌や旅雑誌などで、レシピや食にまつわる執筆をおこなう料理研究家としても活躍中。
著書に『有元くるみのごはんアルバム』(主婦と生活社)がある。

おいしい時間が詰まった週末


brunch time
友人たちと囲む午後のテーブル

春の訪れが感じられるキッチン

朝寝坊だけでなく、ゆっくり家族と朝ごはんを食べるというのも、くるみさんにとって大切な時間。「といっても、手の込んだ豪華な朝食というわけではないんです。目玉焼きがスクランブルエッグになって、果物が増えるくらいのもので(笑)。子供たちも大きいから、午後は家族それぞれの時間を過ごす。だから、週末の朝食は家族の時間なんですよね」

 

この日の午後は、近隣に暮らす友人たちと集まってブランチを。「毎週末というわけではないけれど、春から夏は、友人宅を行ったり来たりして食事をすることが多くなります。アクティブな季節だし、料理をするのも食べるのも好きな友人ばかりだから」そんな話をしながらも、くるみさんは手際よく料理を進めています。キッチンカウンターに並んだ出番待ちの菜の花やハーブ、柔らかい陽の光が反射するグラス……そんな光景からも、春の訪れが感じられます。

おいしい料理は、会話を弾ませてくれる

今日のメニューは、「ミックスリーフのサラダ アリッサヨーグルトソース」「菜の花とドライトマトの古代小麦パスタ」「生ソーセージのグリル」「自家製ピクルス」。ブランチなので、器選びもカジュアルでシンプルに。メインディッシュは、作りたての生ソーセージとくれば、「昼からワインもいいよね」と、乾杯!世界中を旅してきた経験からも、くるみさんのスパイス使いは格別です。単なるエスニックではない、新鮮な驚きをもたらしてくれる料理ばかり。「おいしい!」が飛び交う中でも、一番盛り上がったのは、サラダのアリッサヨーグルトソースについて。「作り方を教えて!」と皆が興味津々でした。

Item for the scene

  • カフェグラスの定番、デュラレックス社のピカルディに、発色のよいグラデーションカラーをデザインしました。底はバイカラーを配色して側面から見ても、飲み口から覗いても鮮やかなカラーリングを楽しむことができます。

  • ウェリントンシリーズは、フランスのビストロやカフェで、古くから使われているベーシックなフラットウエアです。様々なカラーで組み合わせるのもオススメです。

  • 様々なお料理に合わせやすいように高さのある形状にした使いやすいサイズのプレート。シンプルでありながら、手作り感のあるシリーズです。

  • 天然木のアカシアの木で作られたサラダボウルです。ぬくもりのある風合いで、食卓にやさしい雰囲気を演出してくれます。和にも洋にも合わせやすいシンプルなデザインは、普段づかいにもおもてなし用としてもおすすめです。


tea time
どんなお茶と、どんなカップを選ぶかで、気分もかわる

スパイス料理のあとには、ミントティーを

食事のあとは、大きなソファーでくつろぎながらティータイム。「実はコーヒーよりも、紅茶やハーブティが好き」というくるみさん。スパイスの効いた料理のあとは、モロッコ風ミントティーを。そうした食事とお茶の組み合わせも、”いい時間”を作ります。「15時くらいのティータイムだと、ミルクティーなんかもいいんですけど、食後はさっぱりとしたお茶がいい。どんなお茶を飲もうかな…って考えるのも好きだけど、料理のお皿と同じようにどんなカップを選ぶかも楽しみのひとつなんです。小さなことだけど、気分が変わるから。たっぷり時間がある時に、大きなマグカップで飲むのもいいですよね」

旅は、料理や暮らし方に
インスピレーションを与えてくれる

モロッコに住む友人が定期的に送ってくれるという、モロッコの緑茶とフレッシュミント、砂糖で作る、モロッコ風ミントティー。「モロッコでは、お茶の時間になると、お母さんが作った焼き菓子がテーブルいっぱいに並ぶんです。旅先で出会ったそんな団らんの光景が、すごく印象的でした」
旅先で出会った食の風景は、くるみさんの料理にインスピレーションを与えてくれる。「海外にいくと、必ずマルシェを見に行くんです。その街の人たちの暮らしぶりが見えるし、食材や花のディスプレイにもその国の個性がでていて、アイデアが湧いてくる。マルシェがあるような街は、豊かな時間が流れているような気がします」

Item for the scene

  • スウェット地にフロッキーのロゴがプリントされたカジュアルなデザインのクッションカバーです。サイズは45cmx45cmでGEORGE’Sの定番サイズです。

  • 通気性がよくさわやかな肌ざわりのコットンリネンを使ったクッションカバーです。素材や、プリントデザイン、サイズが違うものを組み合わせてお使いいただくのもおすすめです。

  • さまざまな色がちりばめられたカラーネップのクッションカバーです。持ち手付きなので持ち運びしやすく、60cmの大きなクッションはリビングやベットルームなど様々なシーンでくつろげます。

  • 床革と帆布を組み合わせたルームサンダルです。さまざまな色のパラフィン帆布を組み合わせて作られたカラフルなデザイン。使うほどに風合いが生まれ、長く使い続けたい1足に…。


my time
朝か夕方、時間があると海に向かう

バスケットにおいしいものを詰めて海へ

週末にひとりの時間がつくれたら、何をしてますか? と聞くと、迷わず「海に行く」と答えたくるみさん。サーフィンは、夫婦共通の趣味としてずっと続けていることのひとつ。「サーフィンは2人で行くことのほうが多いけど、波と時間があればひとりでも出かけます。バスケットにちょっとした軽食と飲み物を入れて。海から上がった後に食べると、おいしさも倍増だから」

“カゴ”は、いくつあっても重宝する

昨日のケータリングで余った具材を挟んだピタサンドと、友人が焙煎しているという静岡のIFUNI coffeeをバスケットに。「カゴはいくつあってもムダになることがないですよね。食材や器を収納するにも、サーフィンの道具を入れるにも、今日みたいにちょっとピクニックっぽく軽食を持ってでかけるにも重宝するから」
“おいしい”と”もの選び”の関係が、週末を豊かにしてくれる。くるみさんと過ごした土曜日は、”いい気分”で暮らすためのアイデアとセンスがあふれていました。

Item for the scene

  • 大きなロゴがデザインされたマグカップです。厚みがあり、あたたかみあるフォルムのマグ。使い易く、飽きのこないデザインです。

  • 大きなロゴがデザインされたマグカップです。厚みがあり、あたたかみあるフォルムのマグ。たっぷり入るサイズは休日にゆっくりお茶をするのにオススメです。

  • アルミ製のランチボックスです。フタには大きくプリントされているロゴがポイントです。シンプルで持ち運びのしやすいサイズ。半月型のおかず入れが付いています。

  • 彩りがきれいなハンドメイドのバスケットです。ヤナギを一つ一つ手作業で編んでおり、あたたかみのあるデザインです。取っ手付きで持ち運ぶこともできます。

写真: 森本 菜穂子フォトグラファー。
2008-2011年若木信吾氏に師事。
2011年12月2日CHOTTO Companyをスタート。
雑誌、カタログ、web媒体、ミュージックビデオなど、写真とビデオで活動中。
nahokomorimoto.net


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